「走るとすぐに足が止まる」原因はスタミナ不足ではない。「ゆっくり走って」時間を伸ばした方法
ランニングを始めて1年目の冬、私はある「壁」にぶつかっていました。 調子が良い日はそこそこ走れるようになっていたのに、もう少し長い距離に挑戦しようとすると、うまくいかないのです。 具体的には、「いつもより距離を伸ばそうとして頑張ると、普段の距離を超えたあたりですぐに体が重くなり、走り続けることができない」という現象です。 「練習はしているのに、なぜ急に止まってしまうんだろう?」 その原因は、単純明快でした。 体の中で使っている「エネルギーの種類」が間違っていたのです。 1. 原因分析:「脂質」を使えない体 ...
初心者がスニーカーで走ってはいけない理由。膝を守る「On Cloudmonster」は、45歳の救世主か。
https://www.on.com/ja-jp/products/cloudmonster-2-m-3me1012/mens/black-black-shoes-3ME10121043 はじめに:手持ちの靴で走って、たった10分で後悔した話 「走ろう」と思い立ったその日、私は下駄箱の奥にあった、3年前に買った街歩き用のスニーカーで家を飛び出した。 しかし、現実は甘くなかった。 走り始めてたった10分。膝、ふくらはぎと、内転筋に、鈍い痛みが走り始めた。 翌朝には、駅の階段を降りるのが辛いほどの筋肉痛(とい ...
「筋力」に頼らず、「心肺」で走る。ピッチ(回転数)を管理して、走り方のシステムを切り替える
ランニングを始めた当初、私はある課題に直面しました。 「数キロ走ると、息が上がる前に、ふくらはぎや太ももが動かなくなってしまう」という現象です。 一生懸命走ろうとすればするほど、足の筋肉ばかりが疲弊してしまい、距離が伸びない。 これは、走るために使用している「リソース(資源)」の選択ミスです。 私たちは無意識のうちに、消耗の激しい「筋力(脚の力)」で走ろうとしています。 しかし、40代が使うべきは、より持続可能性が高い「心肺機能(酸素の循環)」です。 今回は、走り方の意識を変えるだけで、使用するリソースを ...
「痛み」で辞めるのが一番もったいない。40代ランニング初心者が、翌日も快適に動くための「3段階ケア」手順
猫かわいい 久しぶりに運動した翌朝、ベッドから起き上がろうとして「あたたたた……」と声が出たことはありませんか? 40代になると、20代の頃のような「寝れば治る」という回復力は期待できません。 多くの人がランニングを辞める最大の理由。 それは「飽き」ではなく「痛み」です。 正直に言うと、私も翌日に筋肉痛がひどいと、 「今日は脚が痛いから、勇気を持って休もう」 という判断をせざるを得ない日が何度もありました。 もちろん、無理をするより休む方が正解です。 しかし、「本当は走りたかったのに、痛みのせいで断念した ...
【40代の実体験】iPhoneユーザーがあえて「Apple Watch」をやめて、専用機「Garmin」を選んだ4つの理由
https://www.garmin.co.jp/products/wearables/forerunner-265-black/ 「iPhoneを使っているなら、時計はApple Watch一択でしょ?」 私も以前はそう考えていました。 通知は見れるし、Suicaで改札も通れる。日常生活において、これ以上のスマートウォッチはありません。 しかし、ランニングを「たまの気まぐれ」ではなく、「毎週の習慣」にしようとした時、少しずつ不便を感じ始めました。 結論から言います。 もしあなたが、これから快適にランニン ...
「走り続ける」から失敗する。40代初心者は、あえて歩く「ウォーク&ラン」で運用を開始せよ
「体力がないからだ。もっと頑張らなきゃ」 そう思っていましたが、ある日「ゆっくり走れば、長く走れる」という記事を見つけ、半信半疑で実践してみました。 すると、どうでしょう。 今まで20分で限界だった私が、いきなり倍の「40分」も動き続けることができたのです。 私が変えたのは、「根性」ではありません。「やり方」です。 無理をして走り続ける必要はありません。 この記事では、体力がなくても30分以上動き続けるための、一番確実な方法である「ウォーク&ラン」について解説します。 1. なぜ、20分で苦しくなってしま ...
【2026年版】形から入って何が悪い?40代初心者が「恥をかかない」ためのランニング基本装備23選
「とりあえず、家にあるジャージとスニーカーでいいか」 そう思っているなら、危険です。私はそれで開始3日で膝が痛くなりました。 40代の私たちに必要なのは「根性」ではなく、体重と衝撃を受け止める「物理的な装備(機材)」です。 形から入るのは、恥ずかしいことじゃありません。大人の賢い「リスク回避」です。 この記事では、サブ5目標のたいちが、「怪我をせず、恥をかかず、明日も走りたくなる」という基準だけで厳選した、初心者のための基本装備を紹介します。 1秒を削るためのオーバースペックな機材は除外しました。まずはこ ...
第18話:5キロ走れる自信と、未経験の10キロ。社内チャットの「甘い罠」
11月も下旬に差し掛かったある日の昼休み。 私は自宅のデスクで、レンジで温めたばかりの弁当の蓋を開けた。 最近始めた、糖質や塩分が管理された冷凍宅配弁当だ。 彩り豊かな野菜と、鶏肉のトマト煮込み。 健康意識の高いメニューだが、私はその横に、別途用意したパックご飯(大盛り)をドンと置いた。 最近、妙に腹が減る。 以前ならこの弁当だけで十分だったが、今はこれに白米を足してもペロリと入ってしまう。 「まあ、走っているからな。燃費が変わったんだ」 栄養バランスが売りの弁当を食べているのに、炭水化物を追加しては意味 ...
第17話:5キロ走れた私の勘違い。「俺はもう初心者じゃない」という甘い罠
それから一ヶ月が経った、11月のある朝。 目を覚ますと、窓の外は冷たい雨が叩きつけていた。 今日は走る予定の日だ。 走り始めた当初の私なら、こう思っただろう。 「ラッキー。雨だから走れないや。しょうがない、今日はサボろう」 そこには、義務感から解放された安堵があったはずだ。 だが、今の私は違った。 窓の外を見て、少し残念に思いつつも、冷静に思考を巡らせた。 走りたい気持ちはある。5キロ走れるようになった今の体力なら、雨の中でも走れないことはない。 だが、ここで無理をして体調を崩し、数日間寝込むことの方 ...
第16話:3キロの壁を越えて。涼しい夜風が教えてくれた「継続の成果」
季節という名のブースト 10月に入り、空気の味が変わった。 まとわりつくような湿気は消え、夜風が肌をサラリと撫でていく。 金木犀(キンモクセイ)の甘い香りが、どこからともなく漂ってくる。 私はいつものように、全身黒のウェアに身を包み、左腕に青いLEDバンドを巻いて玄関を出た。 軽く足首を回す程度の準備運動だけ済ませ、すぐに走り出す。 一歩目を踏み出した瞬間、違和感があった。 良い意味での違和感だ。 体が、軽い。 夏の間、あれほど鉛のように重かった四肢が、今日は驚くほどスムーズに前へと出る。 走り出してすぐ ...









