存在証明の光 命拾いをして帰宅した私は、すぐさまパソコンを開いた。 もう「カッコいい」とか「目立ちたくない」とか言っている場合ではない。 次に同じことが起きれば、今度は本当に怪我では済まないかもしれないのだ。 私の脳裏に、ランニング初日にすれ違った、あのランナーの姿が蘇った。 彼の腕で青白く光っていた、あのバンド。 当時は「派手だなあ」なんて他人事のように思っていたが、あれは伊達や酔狂ではなかった。 「私はここにいます」という、周囲への強烈なメッセージだったのだ。 検索ワードを打ち込む。 『ランニング ラ ...