11月も下旬に差し掛かったある日の昼休み。 私は自宅のデスクで、レンジで温めたばかりの弁当の蓋を開けた。 最近始めた、糖質や塩分が管理された冷凍宅配弁当だ。 彩り豊かな野菜と、鶏肉のトマト煮込み。 健康意識の高いメニューだが、私はその横に、別途用意したパックご飯(大盛り)をドンと置いた。 最近、妙に腹が減る。 以前ならこの弁当だけで十分だったが、今はこれに白米を足してもペロリと入ってしまう。 「まあ、走っているからな。燃費が変わったんだ」 栄養バランスが売りの弁当を食べているのに、炭水化物を追加しては意味 ...